適応障害という診断を受けた日

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最近、ブログの更新を止めていましたが、少し体調がよくなかったので更新をやめていました。

特に夜寝れないことが多くなっているのと、頭痛、吐き気、倦怠感、睡魔が特にひどく、日中の活動に支障が出てきているので勇気を出して心療内科へ受信しました。

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繊細さん

繊細さんという本を見かけました。

ぱらぱらみると、なんかめっちゃ当てはまる。自分でも薄々知ってたけど、HSPというものらしい。

病気というのではなく、繊細過ぎて感受性が高いというのでしょうかね。

その分いろいろと、自分に無理がかかる可能性があるんだなぁとしりました。

確かに最近は生きにくい世の中になったなぁっていうのも感じますし、どんどんしんどくなりますよね。

このHSPと言うものが、あるということで僕一人ではないんだなという安心感も少しは出たのですが。最近特にマイナス思考になっている自分がいます。

 

手術と適応障害

芸能人の名倉さんが術後の鬱ということで2ヶ月休まれた事もニュースになっていました。

僕自身も白内障の手術をしたわけですが、誰でもする簡単な日帰り手術で10分程度のものだから、楽勝だろうって思ってました。

結果、僕の場合は学生の時に怪我をして網膜剥離をしてたこともあり、眼球自体が怪我により弱っていたため、実際は一時間半も手術したわけでした。

術前には、眼が耐えれない場合もあるので、再手術するか、目の中を少し触りながら手術します。とはいわれていました。

初めての目の手術で、いろいろネットでは調べましたが、水晶体を砕いて吸い込んで新しいレンズ入れ替えて終わり。

みたいな簡単なイメージだったけど、実際は一時間半の手術となったわけです。

いまでも、目を触る感触や注射針を眼に差す感触などはっきり思い出されます。

 

心療内科

最近、寝ても夜中に起きてしまい朝まで寝れない日が続いていました。

夢見も悪く、気分が悪い状態でいろんな不安を考え出して、寝れなくなる負のスパイラルが続いていました。

勇気を出して、心療内科へ睡眠薬を処方してもらいたくて行きました。

始めは、夢を見るのでそれを控える薬と睡眠を促す系(睡眠薬ではない)って言われましたが、それを飲むようにと処方されました。

そして、数か月様子を見たわけですが、夜中に起きて朝まで起きることはなくなりましたが、中途覚醒が増えました。

結局、なんども寝ては起きるので余計に朝がつらく起きれなくなるようになってしまいました。

さらに、困ったことに日中の眠気が増大し、眠いという状態から居眠りではなく、意識が飛ぶ・いや落ちるという表現がいいかな。

ストンと落ちて30分ぐらい意識がない状態が、数時間毎に起こるようになり仕事が手につかない、作業が遅れる、何をしていたか覚えてないなど、仕事に支障をきたすようになってきました。

仕事が時間内に終わらない焦りと、できないイライラなどが重なり、だんだん自分が仕事できない人間だと思うようになってしまいました。

そのうち、仕事中にかかってくる電話に出るのが怖くなったり、そんな自分が嫌になってきたり。

前は、こんなことでなんとも思ってなかったし、弱い人間じゃないって思っていたけど、今の自分はこんなに打たれ弱くて情けないって、どんどん考えるようになってきています。

客観的に文章を書こうと努力していますが、これを書きながらも落ち込んでいる自分がいます。

 

うつと適応障害

うつと適応障害の違いは、うつの発病は原因となるきっかけが明らかでないもの。

適応障害は、発病の原因(特定のストレスに直接反応する)もので、ストレスから3か月以内に発症する。

というのか、簡単な違いでしょうか。

「適応障害」は、「うつ病」と似た症状が現れることがあります。

一方、「適応障害」はストレス要因となる空間や場所、そして人間関係などから離れることによって普通に過ごすことができますが、「うつ病」の場合は、四六時中その症状が消えないという点で、大きく異なります。

参照:http://www.wakunaga.co.jp/health/month/post_46.html

とネットでは書かれています。

 

ストレスの原因はなに?

自分のストレスの原因、3か月以内というとちょうど白内障の手術といえます。

手術はうまく行っていると聞いていますし、途中レーザー手術もしましたが、その後も順調に回復傾向にあると聞いています。

ただ、人と違う条件なので、かなり回復に時間がかかっていることとと、痛みがあるという事。

これぐらいしか大きなストレスはないのですが、これが原因だった場合どうすれば今仕事に支障をきたすぐらいの睡眠障害や体調不良を改善できるのだろう。

朝起きれなかったり、誰かを負ぶっているような体の重さ、突然意識を失う睡魔、下痢や頭痛、耳鳴りなどの症状が24時間付きまとうわけです。

 

適応障害はストレス因子を排除すれば6か月以内の症状が軽快するもの(DSM-Ⅳ 米国精神医学会)

『ストレス要因が明確であり、そのストレスを受けてから、3ヶ月以内に情緒面や行動面において症状が発生し、社会生活に障害をきたす。また、原因となるストレス因子が排除されてから、6ヶ月以内に症状が軽快するもの。』

注)「適応障害」の臨床診断には、米国精神医学会が定めたDSM-Ⅳ(Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders 「精神障害の診断と統計マニュアル」)やWHOが定めたICD-10があります。日本の医療機関では、双方の診断基準をそれぞれを使い分けて診断にあたっています。(DSM-Ⅳ 米国精神医学会)

と書かれています。

ということは、僕の場合、単純に手術で受けたストレスを解消すれば、半年以内にこの症状から改善されるということになる。

え?それって無理じゃね?

って思ってしまいました。

第三者的に自分を客観的に考えてみますが、例えば原因が場所や人物であれば、その場所に行かない事やその人物に合わない事で改善されるというように理解している。

ただ、手術が原因だった場合、僕はこの手術を受けた事実から逃げることができないわけで、常に頭のどこかに記憶として残っているわけだ。

現に、夢を見るときは手術の時のことだったり、目を触られたり、注射を打たれたような感覚を感じるのです。

夢を見るのは、これだけではなく、ほかにも夢見の悪い内容をみてうなされて起きるわけですが。。

ということは、この記憶を夢で見ないように薬を一生飲み続ける必要があるか、このトラウマを克服するかのどちらか早い方ということになるのだろうか。

 

睡眠薬でとにかく寝ることから

何よりも寝て脳を休めることが最重要で最優先なのは理解している。

ただ、根本治療にはちがうアプローチが必要になるような気もする。

もう少し自分の置かれている状態を理解して、対応する必要があるかなと感じています。

 

自分は弱い人間?

こういう精神的な病気になることは、自分がストレスに弱いからとか、甘えているとか、根性がないという考え方もあることは理解しています。

実際僕がそうでしたから。

結構自分では、体育会系で育った方なので、気合や根性で何でも乗り切れるという古い考えで今日まで生きてきたのですが、実際自分が今の状況になって自分が自分でないというのか。

自分ではどうしようもできない苛立ちがあって、旨く表現できませんが、頭で考えても体が思うように動かない。

まるで別人のような錯覚を覚えてしまうこの感覚は、実際自分が体験してみないとわからないものです。

そういいながらも、まだ気合や根性で仕事をしている現状があります。

在宅での仕事なので、体調がすぐれなくても通勤しない分、なんとか自宅で仕事を進めることができるのは、とても助かります。

しかし、日常生活に支障が出始めていることは確かで、仕事の内容や仕事量は以前よりも低下しています。

能力がないといわれても仕方ない状態です。

 

この状態で、会社に迷惑をかけ続けることもだめだと思うし、この状態が長引けば、さらなる病気の進行も考えられて、どんどん深みにハマってしまうのも怖い。

どこかの段階で、あらゆる判断をしなければいけない時が来ることは避けて通れないと思っています。

 

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今日の感想

実際、自分はどうしたらいいんだろう。

っていうのが、本音です。

処方されている薬を飲むしかないのですが、それで治るのかも不安。

このまま、仕事をつづけながらこの体の不調が改善していけばよかったねって終わるのですが、治らない場合はどうするのか。

 

休職が必要だと言われたら、実際休むことへの罪悪感もあるし、復職できなかった場合、この年齢で次の仕事を探せるのか。

また同じように症状が現れて働けなくなってしまったらどうしよう。など、考えても仕方ないことを永遠と考えてしまうのです。

こういう状態もうつ状態なのでしょうか。よくわかりませんが。

とにかく、来週もう一度病院へいくことになっているので、素直に処方された薬を飲み、自分自身を客観的に理解して今後について相談してみようと思う。

せっかくだから、このこともブログに記録しておこう。

どうやって適応障害から寛解するのかも、いつか誰かの役に立つかもしれないし。。。