大災害が発生した際、自宅避難を余儀なくされることがあります。以下のリストは、台風や大地震の際に自宅で避難するために必要なものをまとめたものです。商品名、数量、そして備蓄する理由を添えていますので、準備の参考にしてください。
水・食料品
1人分で表記していますので参考にしていただき、各ご家庭の人数に合わせて計算してください。
3日間と言われていますが、これから来る災害は予想外のものだと思いますので最低7日間以上の備蓄があっても悪くないと考えています。東南海地震では、物流の大動脈がやられてしまいますし、東京から名古屋、大阪、四国、南九州まで被害が起こると予想されているので、ライフラインの復旧もいつも以上に日数がかかると考えられます。備えあれば憂いなしと言います。少しでも多くの備蓄で国や自治体に頼らない準備が必要かと思います。
飲料水
ペットボトル水(2L)
3日分:6L
7日分:14L
生命維持に不可欠。断水に備えましょう。私がいつもローリングストックで買っている水です。セールの時に安いので賞味期限が近くなると買い足し、古いものを普段使いにするようにしています。
長期保存水(500ml)
3日分:6本
7日分:14本
長期間の保存が可能なため、備蓄に適しています。持ち歩き用にも小さいペットボトルは必要ですので、あると便利です。
食料品
レトルト食品
3日分:9食
7日分:21食
温めずにそのまま食べられるので便利です。
缶詰
3日分:9食
7日分:21食
保存期間が長く、調理不要でそのまま食べられます。
フリーズドライ食品
3日分:9食
7日分:21食
軽量で保存期間が長い。お湯を注ぐだけで食べられます。
アルファ米
3日分:9食
7日分:21食
水やお湯で戻して食べられるため、長期保存が可能です。
乾パン・ビスケット
適量
保存期間が長く、非常食として適しています。
カップ麺
適量
お湯の確保が必要ですが、簡単に作れます。
インスタントスープ
適量
手軽に栄養を補給できます。
調味料
塩・砂糖 適量
味を調えるのに必要です。
醤油・ソース 適量
料理のバリエーションを増やせます。
食用油 適量
調理に使用します。
その他
ビタミン剤 適量
栄養バランスが偏りがちなため、補助的に摂取しましょう。
ベビーフード 必要日数分
乳幼児に必要な栄養を摂取できます。
アレルギー対応食品 必要日数分
アレルギーをお持ちの方は、必ず代替食品を確保しましょう。
ペットフード 必要日数分
ペットの食料も忘れずに!
生活用品
衛生用品
ティッシュペーパー 適量
清潔を保つために必要です。
トイレットペーパー 適量
断水時、トイレが使えなくなる可能性があります。
ウェットティッシュ 適量
断水時や停電時でも清潔を保てます。
マスク 人数分×7日分
粉塵対策、感染症予防に。
不織布下着 適量
非常時でも衛生的に過ごせます。
消毒液 適量
手や物の消毒に使えます。感染症予防に。
使い捨てカイロ 適量
特に冬場の防寒対策に。
生理用品 適量
女性にとって必需品です。
ラップ 適量
食器を包めば洗い物を減らせます。
ゴミ袋 適量
ゴミの処理や仮設トイレとして使えます。BOSは、介護用品などの匂い対策もできる安心のメーカーですので、トイレなど使えない場合、汚物や食べ残しを防臭確実なメーカー品にしたほうが良いとお思います。
照明
懐中電灯 1人1つ+予備
停電時、夜間の移動や作業に必須です。
ランタン 1つ
部屋全体を明るく照らせます。
ヘッドライト あると便利
両手が使えて便利です。
電池 懐中電灯、ランタンの対応サイズ
- 長時間の使用に備えます。
自動点灯式ライト
夜間停電になった時、真っ暗になってしまうととても危険です。地震をや停電を自動で感知して点灯する照明や、人感センサーで点滅するライトを常備しておくといざという時、足場の安全を確保できます。
情報収集
携帯ラジオ 1台
停電時でも情報収集が可能です。特に大きめの手回し充電付きではなくて、乾電池式が便利です。外出する際に情報収集する際はできるだけ軽量が必須です。
スマートフォン 各自
情報収集や連絡手段として。モバイルバッテリーも忘れずに。
モバイルバッテリー 複数台
モバイルバッテリーがなくては心もとないですよね。できるだけ大容量でソーラー充電できるものなどを検討するのもいいと思います。
ソーラーパネル
停電時でも電源を確保できます。
防災用品
カセットコンロ 1台
停電時に火が使えます。普段から使えるもので、キャンプ用品にもなる小さいコンロがオススメ。
カセットボンベ 適量
カセットコンロ用の燃料として。イワタニでもいいんですが、やはりSOTOは信頼性が一段上です。
ライター 数個
火を起こすために必要です。万が一、外で暖を撮る必要があるときには必須ですね。
簡易トイレ処理セット 適量
断水時のトイレ問題の解決に。
ポータブルトイレと一緒に使います。トイレがなければ一番困ります。避難生活を快適にするかはトイレにかかっていると言っても過言ではないです。
救急セット 1つ
怪我などの応急処置に。
常備薬 適量
持病の薬がある場合は多めに準備しておきましょう。
現金 適量
停電時はATMが使えなくなる可能性があります。
眼鏡・コンタクトレンズ 予備を含む
視力矯正具を忘れずに。
ホイッスル 1つ
助けを求めるときに。
レインコート 人数分
避難時に雨が降っている場合に。
貴重品
預金通帳・印鑑
大切な財産の管理に必要です。
健康保険証・身分証明書
緊急時の身分証明や医療手続きに。
現金
- 停電時にはクレジットカードが使えないこともあります。
その他
筆記用具
メモを取ったり、情報を記録したりする際に。
携帯電話の充電器
スマートフォンの充電に必要です。
ラジオ
情報収集に役立ちます。
毛布
防寒対策に。
タオル
清潔を保つために。
まとめ
上記はあくまで一例です。家族構成や住んでいる地域、住宅の状況によって必要なものは異なります。
日頃から防災について家族で話し合い、いざという時に備えましょう!
防災用品は、いざというときに慌てないために、早めの準備が大切です。