この記事のあらすじ
- iPad探しは沼にハマると抜け出せなくなります。
- 高スペックCPU、USB-C、Apple Pencil第2世代、コンパクト軽量なiPadが絶対必要な人はiPad mini6をオススメ。
- それ以外の人は、無印iPad9で十分
という話です。
Apple iPad どれを買う?iPad選びの沼から抜け出せない人は私です
iPad 選びは、沼に近いものがあります。一度はまると深みにどんどん引きずり込まれてしまい、自分の本当に必要なスペックを見失ってしまいます。
自分のやりたいことを明確にしないとオーバースペックのモノを買って余計な出費になりますし、ストレージをケチってしまうと後々後悔をすることになります。
予算と自分のやりたいことを明確にしてから、iPad選びを冷静にすることが大切です。
iPad mini6は、高スペックCPU、USBC、Apple Pencil第2世代、持ち運びにコンパクト軽量このあたりが必要な人が購入を検討すべき人です。
この3つが必要でなければ、無印iPad9で十分だと思います。
あとは、コスト。
OS対応やバッテリーの劣化などを考えると5〜6年程度で退役を考えるときかと思います。
自分に問うてみる
- iPadで何がしたい?
- 画面の大きさは、大きいほうがいい?小さい方がいい?
- CPUのスペックはA15が必要?A13でもOK?
- Apple Pencilは、第2世代が必要?第1世代でもOK?
- USB-Cが必要?LightningでもOK?
- ストレージは多いほうがいい?64GBでも足りる?
- 来年、また新しいiPadが出るかもしれないけど、見向きもせずに使い続ける自信があるか?
- あなたは、何年ごとにiPadやiPhoneを買い替えている?その性能を十分使い切って価格に対してぺいできている?
- 今買おうとしているiPadはオーバースペックではないか?
このあたりを明確にして行くと、何が必要なのかが明確になってくるのかなと思います。
iPad mini 第6世代
特徴
iPad mini6 | iPad mini5 |
8.3inch | 7.9inch |
A15 Bionic | A12 Bionic |
12MP (超広角フロントカメラ)ƒ/1.8 | 7MP(FaceTimeHDカメラ)ƒ/2.4 |
2倍のズームアウト | — |
センターフレーム | — |
クアッドLED True Toneフラッシュ | — |
USB-C | Lightning |
5G | 4G |
Apple Pencil第2世代 | Apple Pencil第1世代 |
高195.4 幅134.8 厚6.3(mm) 重さ WIFI293g セルラー297g | 高203.2 幅134.8 厚6.1(mm) 重さ WIFI300.5g セルラー308.2g |
Liquid Retinaディスプレイ | Retinaディスプレイ |
IPSテクノロジー搭載8.3インチ(対角)LEDバックライトMulti-Touchディスプレイ | IPSテクノロジー搭載7.9インチ(対角)LEDバックライトMulti-Touchディスプレイ |
2,266 x 1,488ピクセル解像度、326ppi | 2,048 x 1,536ピクセル解像度、326ppi |
デスクトップクラスの64ビットアーキテクチャを持つA15 Bionicチップ | デスクトップクラスの64ビットアーキテクチャを持つA12 Bionicチップ |
4Kビデオ撮影(24fps、25fps、30fpsまたは60fps) | — |
1080p HDビデオ撮影(25fps、30fpsまたは60fps) | 1080p HDビデオ撮影(30fps) |
ビデオの拡張ダイナミックレンジ(最大30fps) | — |
1080pスローモーションビデオ(120fpsまたは240fps)に対応 | 720pスローモーションビデオ(120fps)に対応 |
Wi‑Fi 6(802.11a/b/g/n/ac/ax)、2.4GHz/5GHz、同時デュアルバンド、最大1.2Gbpsの速度 | Wi-Fi(802.11a/b/g/n/ac)、2.4GHz/5GHz、同時デュアルバンド、最大866Mbpsの速度 |
ザックリ違いを抜き出してみましたが、どう考えても旧型iPadminiを使っている人は買い替えてもいいレベルの変化だと思います。
ただ、iPad選びの難しい所は、自分が何をするかによって必要でないスペックがたくさんあるともいえます。
Apple Pencilも第2世代に対応しましたが、絵を書いたりするクリエーターなら必要だと思いますが、ノートを撮ったり趣味で絵を書く程度なら、Apple Pencil第1世代でも十分対応ができます。
USB-Cも外部機器と接続する人、写真を現像したり音楽を作ったりする人、動画編集する人には有効ですけど、底までガッツリしない人にはLightningでも十分です。
仕事でiPadを毎日持ち歩くならセルラーモデルで、都心によくいるなら5Gも有効ですが、そもそも郊外だと5Gすらまだまだ先なのですから、自分に必要なのかを冷静に考える必要があると思います。
iPad mini6を買ったら満足する人
- 持ち運びする人で重くて大きい画面が邪魔だと思う人
- イラストを書くからApple Pencil第2世代に対応していないと困る人
- 4K動画編集をするので高スペックCPUが必要な人
- 外部ストレージにたくさんのデータを保管したい、外部機器との接続してクリエイト作業をしたい人
iPad mini6を買ったら後悔する人
- 高スペックCPUが必要だし、USB-Cも必要、だけど画面が小さいと困る人(iPad Air4を検討して重さは我慢してください。でも裏技もあり。)
- イラストも書かない、動画編集もしない、持ち運ばず家で使う人(無印iPadで十分)
- iPadminiとApple Pencil2世代を買うと予算が厳しい人(無印iPad とApple Pencil第1世代でもよく似たことは十分できます)
iPad 第9世代
特徴
iPad 9 | iPad 8 |
A13 Bionic | A12 Bionic |
高250.6 幅174.1 厚7.5(mm) 重量 WIFI487g セルラー498g | 高250.6 幅174.1 厚7.5(mm) 重量 WIFI490g セルラー495g |
sRGB | — |
True Toneディスプレイ | — |
1080p HDビデオ撮影(25fpsまたは30fps) | 1080p HDビデオ撮影(30fps) |
フロント超広角カメラ | FaceTime HDカメラ |
2倍のズームアウト | — |
センターフレーム | — |
ビデオの拡張ダイナミックレンジ(最大30fps) | — |
無印iPadは、ほぼCPUのグレードアップのみの変化で、フロントカメラが超広角になってセンタフレーム対応になったということ。
ネット、YOUTUBE、読書、メモ、画像編集、趣味程度の動画編集がメインならこれで十分だと思います。ただ、容量は256GBをおすすめします。
私は、無印iPad6世代目を使っていますが、4K動画も編集できますし、メモや動画閲覧、読書、簡単な資料作成、ブログの出費もこなしています。
ただ、6世代はもっさりする事があるので、CPUのグレードが上がったのなら、買い換えようかなと考えています。
デメリットとしては、500g近い重さは地味に効いてきます。長い間手に持っていると疲れてきますし、動画を見ながら値落ちしたらiPad が顔面直撃でとにかく痛い思いを下経験があります。
あと、旅先に持っていくにももう少し軽くて小さいのがいいなと思うことはあります。
そういう人には、iPad miniも選択肢に入るのかなと思いますが、後はコスパをどう考えるかで変わってくると思います。
まとめ
iPad mini6で画面が小さいと考えてしまっている人に、裏技としてiPad画面のミラーリングというのがあります。
USB-CからHDMIに変換してあげれば、テレビなどに出力できます。Lightningでもできたんですけどね。
サードパーティ製でも大丈夫だと思いますが、一応Apple純正を貼り付けておきます。
外出先で外部モニターがあるのであれば、大きく表示して作業することは可能です。可能性は無限にあるのでそのあたりも含めてiPad選びを楽しんでもらえるといいかなと思います。
あとは、ストレージを256GBにすると次のiPadに手が届く価格となります。
例えば、
無印iPadWi-Fiモデル 256GB 57,800円(税込) | iPad mini6Wi-Fiモデル 64GB 59,800円(税込) |
ストレージは減りますが、2000円でiPad miniが買えます。
そしてiPad miniのストレージを256GBにしてみると
iPad mini6Wi-Fiモデル 256GB 77,800円(税込) | iPad Air4Wi-Fiモデル 256GB 87,780円(税込) |
約1万円プラスすればiPadAir4が買えてしまいます。
こうやって、Appleの戦略にまんまと引っかかるわけですが、どこまで妥協できて、何が妥協できないかをはっきりさせておくのが重要なのです。
一番初めにも書きましたが、自分のやりたいことを明確にしておかないと、沼から抜け出せなくなるのが恐ろしいところです。
楽しいiPadライフを考えながら、自分にあったiPadを選びましょう!